sidebarimg_07この記事は、2015年にキリスト新聞で1年間した「スキルアップ講座 教会の情報発信術」を、さらに修正を加えて2016年度版として公開するものです。キリスト新聞はキリスト教界の最新情報を毎週まさに新聞という形で届けてくれ、たいへんためになる情報も盛りだくさんです。このような機会を与えてくださったキリスト新聞社のみなさまに感謝します。全42回です。

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教会ホームページの作成。誰に頼む?

 教会のホームページを作ろう! となったときに、さて誰に作ってもらうかというのは大きな課題です。
 すぐに思い浮かぶ選択肢は2つです。外部の業者へ委託するか、教会内部もしくは身近で作れる方にお願いするかです。身近に詳しい人が誰もいない場合は業者へ委託するしかありません。意外と身近に作成できる方に依頼するケースで問題が発生することも多いです。今回と次回の2回に渡って、それぞれのメリット・デメリットを挙げながら、このことについて考えてみましょう。

業者を使うメリットはずばりデザイン。でも・・・

 ホームページの制作を業者に委託する最大のメリットは見やすく洗練されたデザインで制作してもらえることです。特に見やすいというのはとても大事です。少なからず公共性のある法人・団体のホームページはある程度の見やすさがあったほうが望ましいですね。

 ただし、見た目がどんなに良いからといって、伝わる効果的なホームページになるとは限りません。以前にも書いたことです。
 「え?プロである業者にお任せすれば、伝わるホームページを作ってくれるんじゃないの?」と思われますよね。ところがそうはいきません。ホームページの内容つまり原稿の作成まで業者に委託する場合、取材費や企画費など相当の費用がかかります。よほどの予算がない限り、業者に委託しても原稿は自分で作る必要があるのです。(業者によっては、ある程度のアドバイスはしてくれると思います)

 原稿はホームページの要です。伝わるホームページになるかどうかは原稿次第です。   

 「大変そうだな。それぐらい業者はやってくれないのか。」と思われますか?

原稿はどっちにしても自分達で考える

 しかし、自分の教会の魅力をいちばん伝えることができる人は、いつも教会に関わっているみなさんです。
 まったくこれまで関わりがなかった業者の人がどれだけ取材をしても、その魅力を伝えるのは難しいですね。担当の方がクリスチャンではない場合(のことが多いですが)、なおさら難しいはずです。

 そういうわけで、ホームページの原稿は自分たちで作らなければなりません。しかし、自分の教会の魅力を文章として表現することで、改めて自分の教会を見つめ直すきっかけとなります。教会に対する新たな発見や教会に与えられている役割を再認識できる機会になるのではないでしょうか。
 ますます進行する情報化時代においては、文章で伝えるということが重要になります。綺麗なデザイン、写真、動画はもちろん重要ですが、引き立て役に過ぎません。 

それでも業者に依頼するメリット

 だからといって、業者に頼む意味がないわけではありません。見やすく洗練されたデザインでホームページを作ることは普通の人には難しいことです。ホームページの設置など難しいことも全部引き受けてくれます。その点は心強いですね。

 最近は教会向けのホームページ制作サービスが増えてきました。「教会 ホームページ作成」というキーワードで検索してみてください。また、キリスト新聞でもホームページ制作のサービスを開始されたようです。今後も選択肢は増えていきそうですね。ただし、「教会向け」とあっても、クリスチャンが運営しているとは限りませんので、ご注意ください。クリスチャン運営でなければならないこともありませんが、やはり信仰を理解した上で関わってくれるのは、安心ではないかと思います。

 次回は、教会員や身近な人に依頼して作成する場合の注意点についてお話したいと思います。 

著者紹介

丸山 泰地
丸山 泰地
・キリスト教会専門のホームページ制作事業「BREADFISH」代表
・これまで50以上の教会ホームページ制作に携わりました。
・「ホームページ制作屋さん」というより、教会の情報発信力の向
上をサポートさせて頂くのがミッションです。
・2015年にキリスト新聞で「スキルアップ講座 教会の情報発信術」を連載。「毎日更新してアクセスを増やせ」など間違ったホームページの考え方に警笛を鳴らした・・・つもりです。