sidebarimg_07この記事は、2015年にキリスト新聞で1年間した「スキルアップ講座 教会の情報発信術」を、さらに修正を加えて2016年度版として公開するものです。キリスト新聞はキリスト教界の最新情報を毎週まさに新聞という形で届けてくれ、たいへんためになる情報も盛りだくさんです。このような機会を与えてくださったキリスト新聞社のみなさまに感謝します。全42回です。

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ホームページの原稿と検索エンジンは深い関係がある?!

今回は「検索エンジンを意識する」ことがテーマです。検索された時になるべく上位に表示されるように原稿を作ることを考えます。「原稿と検索、どういう関係があるの?」と不思議に思うかもしれません。検索の仕組みについて少し説明をしましょう。

ヤフーやグーグルといったインターネット上の情報を検索するシステムのことを「検索エンジン」と言います。検索エンジンは世界中のホームページの情報を蓄積して、検索された時に適切な情報を表示します。インターネットでは検索エンジンがないと不便極まりないですね。

検索エンジンが、世界中の膨大なホームページの情報をどのように集めているのでしょうか。たくさんのスタッフが24時間365日働いているのでしょうか。そうではなく、ロボットが世界中のホームページを自動的に収拾しているのです。それもただ収拾しているだけでなく、ホームページの内容をロボットが解析して、検索キーワードにいちばんふさわしいホームページを上の方に表示するように自動調整しているのです。

たとえば「東京」と「教会」というキーワードを指定した時に、大阪の教会が最初に表示されることはありません。ロボットがホームページの内容を認識して、自動的に取捨選択をしているのです。東京にある教会だとしても、ホームページの中に「東京」という単語が1回も登場しなければ、「教会」と「東京」で検索しても表示されることはありません。

検索キーワードを想像し、文章の中で使う

今の時代、ほとんどの人が検索エンジンを使ってホームページを探しますので、検索しても表示されないという事態は避けなければなりません。では、原稿を作る時にどういうことに気をつければ良いのでしょうか。

それは、「検索されるキーワードを想像し、それを文章の中で使う」ことです。渋谷にある教会なら「渋谷」と「教会」の二つのキーワードで検索することが想像できます。「山手線」というキーワードで検索されるかもしれません。検索されるキーワードは地名だけはありません。「夕拝」「バイリンガル」といった教会の特徴を表すキーワードも考えられます。こうして洗い出したキーワードを文章の中で使うように意識してください。

教会名には地名が含まれている場合が多いですが、「当教会は」と書くところを「◯◯キリスト教会は」とあえて教会名で書いてみるのです。こうして文中に地名を入れることができます。ただし、あまり不自然にならないように、読みやすさが損なわれない程度に気をつけてください。

タイトルには最低限地名が入るように

no17ホームページには、ページタイトルが一つ設定できます。ページタイトルはホームページで表示されませんが、写真のように検索した時に表示されます。タイトルに含まれる単語が、このホームページにとって重要だと見なされます。わたしの所属教会を例にすると、教会名は「名古屋福音伝道教会」ですが、ホームページのタイトルは「名古屋福音伝道教会 名古屋市中区大須のキリスト教会」としています。こうすることで「中区」「大須」といったキーワードで検索された時にも表示されるようにしているのです。写真は実際に「大須」「教会」というキーワードで検索した時の結果ですが、教会名に「大須」が含まれていなくてもいちばん上に表示されているのが確認できます。

検索キーワードを文章の中や見出し、タイトルに取り入れるということを意識して、原稿を作っていただくとよいでしょう。すでにホームページをお持ちの教会でも、そういう観点でホームページを見直してみると良いですね。

著者紹介

丸山 泰地
丸山 泰地
・キリスト教会専門のホームページ制作事業「BREADFISH」代表
・これまで50以上の教会ホームページ制作に携わりました。
・「ホームページ制作屋さん」というより、教会の情報発信力の向
上をサポートさせて頂くのがミッションです。
・2015年にキリスト新聞で「スキルアップ講座 教会の情報発信術」を連載。「毎日更新してアクセスを増やせ」など間違ったホームページの考え方に警笛を鳴らした・・・つもりです。