sidebarimg_07この記事は、2015年にキリスト新聞で1年間した「スキルアップ講座 教会の情報発信術」を、さらに修正を加えて2016年度版として公開するものです。キリスト新聞はキリスト教界の最新情報を毎週まさに新聞という形で届けてくれ、たいへんためになる情報も盛りだくさんです。このような機会を与えてくださったキリスト新聞社のみなさまに感謝します。全42回です。

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初めての方向けのページを用意する

今回のテーマは、「はじめて教会に来られるの方向けのページ」です。教会のホームページには、最低1ページ、こういうページがあるといいですね。ここでは、はじめて教会に足を踏み入れようとしている人の不安を払拭するような内容が中心になります。

よくある質問ここに何を書いたら良いのか分からない方には「Q&A」を作ってください。はじめての方が質問しそうなことを列挙して、それに回答していくスタイルです。「Q&A」でどのような質問と回答を並べると良いのでしょうか。図1に質問の例を列挙しますので、参考にしてみてください。教会にはじめて来ようとしている人の不安をとりのぞくことが目的ですので、はじめて教会にくる時に疑問に感じるであろうことを中心にしています。

わたしたちが当たり前だと思っていることも

毎週教会に通っているわたしたちが当たり前に思っているようなことも、はじめての方は不安に思っています。「予約は必要ないのか」「どんな服装をしていけば良いのか」「持ち物は何が必要か」というのは、その代表格ですね。献金や聖餐式も大変不安に思う部分です。「無理な勧誘をされないか」というのは特に信徒ではない方が不安に感じる部分です。中には「洗脳されるんじゃないか」とさえ思われている方もいらっしゃいます。このような疑問や不安にしっかりお答えすることで、来会者に安心を与えます

すべての回答が一言でそっけない感じの原稿を見ることがあります。それはちょっといただけませんね。Q&Aの回答も丁寧に優しく書いてください。ちょっとくどいほどで、ちょうど良いぐらいです。

礼拝プログラムの紹介があると安心

さて、Q&A以外にどんな内容があるといいでしょうか。わたしの通っている教会のホームページでは、礼拝のプログラムを一つ一つ解説しています。礼拝にはじめて参加する方には、横に付き添いの方がついて、聖書や賛美の箇所を開くのを助けるようなサポートがあると思います。しかし、あまりご厄介になりたくないと考える人も多いのです。横についてあれこれ手助けされるのは苦手という人がいることを覚えてください。そういう方々はできるだけ事前に礼拝の内容を知っておきたいだろうと考えて、このような情報を提供しています。また、これと同じ内容の冊子を来会したときにお渡しできるとといいですね。はじめての方にとにかく安心してきていただくには、どういう内容があるといいだろうと考えながら内容を検討するといいですね。

証しを載せるときは未信徒の方向けに配慮する

教会員の証しを載せるのもいいですね。ただし、証しは読み手がクリスチャンであることを前提に書かれていることが多いです。掲載するときには、専門用語があまり出過ぎないように、気をつけましょう。そもそも「証し」という単語自体が専門用語で信徒ではない方には通じません。「礼拝参加者の声」など表現を変えて工夫している教会もありますね。ホームページ用に読み手が信徒ではない方を想定した文章が理想的だと思います。

伝道的なメッセージをたくさん載せたいと考える方もおられるでしょうが、全体とのバランスを考えてボリュームを検討してください。もしボリュームが大きい場合は、別ホームページに分けることも検討してみてください。教会ホームページの最大の目的は「訪問者を教会へガイドする」ことなのです。

著者紹介

丸山 泰地
丸山 泰地
・キリスト教会専門のホームページ制作事業「BREADFISH」代表
・これまで50以上の教会ホームページ制作に携わりました。
・「ホームページ制作屋さん」というより、教会の情報発信力の向
上をサポートさせて頂くのがミッションです。
・2015年にキリスト新聞で「スキルアップ講座 教会の情報発信術」を連載。「毎日更新してアクセスを増やせ」など間違ったホームページの考え方に警笛を鳴らした・・・つもりです。