無理して使うこと無い

教会はSNSをどう使えばいいですか。とよく聞かれます。

これに対して、私は「無理して使わなくてもいいんじゃないですか?」と、にべもない回答をしております。

今はSNS全盛の時代だし、SNS使わなきゃ損だとよく言われます。

とはいえ、SNSは道具に過ぎません。どんな道具にも一長一短があります。「木を切るなら電ノコが一番だよ」と言われても、電ノコを使ったことがない身としては電ノコ怖いですし、そもそも私はそんな大きな木を切ることはありません。「便利だけど使いこなせない」「使うほどのことがない」 SNSもこれと同じです。

SNSは「ファンの囲い込み」が主目的

企業がSNSを使う主目的は「ファンの囲い込み」です。
業種にもよりますが、SNSで「新規顧客を開拓」というのは、ほとんどないんじゃないかと思います。

みなさんも初めてのお店に行くとき、病院に行くとき、イベントに行くとき、SNSをチェックしますか?

あまりしませんよね。チェックするのはホームページです(飲食店なら「食べログ」「ぐるなび」でしょうか)。 お店やスタッフ雰囲気を感じ取るためにSNSやブログを見ることはあるかもしれませんが、一番決め手となるのはやはりホームページです。

ホームページのチューンナップに励もう

そういうわけで、まず教会の皆様方におかれましては、SNSに注力するより、ホームページを日々見直して頂くことをおすすめします。「1つの教会で5万人以上のフォロワーを集めて、毎週のように新来会者が2−3名やってくる」なんて話を聞くと、あたかもSNSが有望に見えてくるのですが、よほどSNSに長けていてセンスのある人でなければ、SNSで人を集めるというのは、とてもむずかしいことです。

それよりも、自分たちのホームページが相手の立場にたって、寄り添った内容になっているか、その人達にとって必要な情報が的確に提供できているかどうかを定期的に確認して頂き、チューンナップしてください。チューンナップしてホームページを書き換えていくことは、お客様にも読みやすくなりますし、ホームページと更新したのと同じ効果があります。SNSよりよほど効果的なのです。

さいごに

最後に・・・私がお話しているのは「ぼくー、Youtuberになりたいー」と言ってる若き息子に、「そんなこと言っていないで勉強してきちんとした会社に就職しなさい」と言っている親の説教のようなものです。Youtuberが悪いと言っているわけではないのです。息子は表面の華やかさしか見ておらず、その裏にある途方もない努力などは見えていないように見えるのです。芸人目指すなら片手間じゃなくて本気でやってほしいのです。5万人ものフォロワーを集めている教会が軽々しくやっているように見えますか。

それでもSNSがんばるという教会さんは情報発信術の39回をお読みいただければ幸いです。

第39回 SNSでは人間味のある投稿を

P.S. キリスト教界から有能なYoutuberが出てきてほしいと切に願っております。

著者紹介

丸山 泰地
丸山 泰地
・キリスト教会専門のホームページ制作事業「BREADFISH」代表
・これまで50以上の教会ホームページ制作に携わりました。
・「ホームページ制作屋さん」というより、教会の情報発信力の向
上をサポートさせて頂くのがミッションです。
・2015年にキリスト新聞で「スキルアップ講座 教会の情報発信術」を連載。「毎日更新してアクセスを増やせ」など間違ったホームページの考え方に警笛を鳴らした・・・つもりです。