ホームページというのは、お見合いによく似ているなと感じます。「お見合い」はちょっと古い? では、もうちょっと軽く「コンパ」とでもしておきましょうか。

ともかく、初対面の相手がいて、自分のことを好意に思ってもらいたいシチュエーションがあるとします。

あなただったら、どんな風に会話をしますか?

「私は、◯◯大学を出て〜、年収は◯◯◯万あって〜、車は◯◯で、音楽鑑賞や釣りが大好きで〜」 とまくし立てるように話していたら、その内容がどんなに凄いことであっても、嫌われてしまいますよね。

会話では「相手の話を聞く」ことが重要だと言われます。相手の話を聞き、相手の話を受け止めるということが、自分のことをべらべらと話すよりも優先ですね。

そのことで相手が自分のことを受け入れてくれてると感じてくれます。相手に安心感を与えます。

教会ホームページもこれと似ています。
みなさん「自分たちのことを書けばいい」と思っている。でも、そうではありません。

「相手が教会に来て何を得られるか、何を体験できるか。そもそも教会に行っても大丈夫なのか。」

これが優先されるべきです。もちろん自分たちのことも書きます。それ以上にこのことが優先されるべきです。

はじめて教会に来る人はとても不安です。お見合いやコンパよりも、相手がいろいろなものを抱えて悩んで苦しんでどうしようもなくて、そこまでたどり着いているかもしれないのです。そうした人たちに

「私達の信仰信条は◯◯で、牧師は◯◯神学校を出て、イエス・キリストは素晴らしいお方です。さあ、信じましょう」

と言うことが適切でしょうか。
最初はこう語りかけるべきではありませんか?

「ようこそおいでくださいました。ここまで大変でしたね。誰もあなたに危害は加えません。さあ、ここにもあなたの席があります。ゆっくりしていってください。」

要するに、これを最初にホームページで言うことができればいいんです。
初めてで不安を持っている人に寄り添い、その不安を取り除く。これこそが教会ホームページの重要な役割です。

著者紹介

丸山 泰地
丸山 泰地
・キリスト教会専門のホームページ制作事業「BREADFISH」代表
・これまで100以上の教会ホームページ制作に携わりました。
・「ホームページ制作屋さん」というより、教会の情報発信力の向
上をサポートさせて頂くのがミッションです。
・2015年にキリスト新聞で「スキルアップ講座 教会の情報発信術」を連載。「毎日更新してアクセスを増やせ」など間違ったホームページの考え方に警笛を鳴らした・・・つもりです。