これをお読みの方は、たいていクリスチャンで教会関係者だと思います。

そんなみなさんにお聞きしたいのですが、「クリスチャンになってから、お寺や神社に行ってみたいと思ったことはありますか?」「他の新興宗教の集会に出ようとおもったことはありますか?」

多くの方は否定されるんじゃないんじゃないでしょうか。

なぜ、そんなことを聞いたのかというと・・・

仏教や神道の信仰を持たれている方が「教会に行ってみたい」って望まれていると思いますか?

そしてみなさんは、般若心経を聞いたところで、お寺に行きたいとおもいますか?

そんなことは、まずないはずですね。

それなのに、「ホームページに聖句をたくさん載せて伝道しよう」というお話になるのはどうしてでしょうか。

もちろん聖句には力があると思います。しかし、

たとい、私が人の異言や、御使いの異言で話しても、愛がないなら、やかましいどらや、うるさいシンバルと同じです。

新改訳聖書 コリント人への手紙第一 13章1節

愛が必要だと思うのです。いきなり会った人に「聖書にはこういう言葉があります」なんて話しかけないですよね。まず、あいさつして、自己紹介しあって、趣味などの共通点を探ったりしながら、友達になっていきますね。

私は教会ホームページの大きな役割は「関係をつくり、信頼を得る」ことだと思います。そして隣人になることだと思います。

たとえば「はじめての方の信仰を否定したり、強引な勧誘はいたしません」という言葉を読んだら読み手はとても安心しますね。

「聖句を載せてはいけない」とは言いません。もし載せるのであれば、相手が理解できるように解説を載せるといったことは大切です。

自分たちの年間聖句を載せたいという要望はよくあります。しかし、はじめてそれをご覧になる方になんの意味があるでしょうか。それは内部的なことで、外にだすものではないと私は考えます。その年間聖句が

それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。

新改訳聖書 マタイの福音書 28章20節

こんな内容でしたら、これを読んだ未信者の方は警戒してしまうのではないでしょうか。

みなさんがお寺や神社に行きたいと思うには、どういう言葉があったら良いでしょう。それを考えてみてほしいのです。「そんなことありえない」というのなら、ネットで伝道なんてあり得ないのです。

著者紹介

丸山 泰地
丸山 泰地
・キリスト教会専門のホームページ制作事業「BREADFISH」代表
・これまで50以上の教会ホームページ制作に携わりました。
・「ホームページ制作屋さん」というより、教会の情報発信力の向
上をサポートさせて頂くのがミッションです。
・2015年にキリスト新聞で「スキルアップ講座 教会の情報発信術」を連載。「毎日更新してアクセスを増やせ」など間違ったホームページの考え方に警笛を鳴らした・・・つもりです。